15歳未満の空港での悲劇!僕だけフィリピンに行けない!15歳未満は親かWEGが必要だった現実!

フィリピン英語留学を通して日本人を強くしていきたいファーストイングリッシュの本多です。

vol.2018

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毎年、この時期にこのページをブラッシュアップしてUPさせて頂いてます。

といのも、毎年、毎年、不幸な人が空港で出現するからです。

実は15歳未満の子供は気軽にフィリピンに入国出来ません。

ここからです↓
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セブ行きのフライトで書いてます。
今日、成田空港でとても後味の悪い光景を目にしました。

偶然にも隣で起こった悲劇。

この悲劇を繰り返さないためにも
必ず書かなければならないと使命感に駆られました。

二度と子供の涙は見たくなーい!!!

通常の入国であれば何の問題もなかった。
スムーズに進めることが出来ます

しかし、親の付き添いが無いフィリピンは
通常ではありません。
特別なことです。

空港のカウンターでチェックイン出来ない子供

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子供の悲劇っ!!!

僕が成田空港第3ターミナルのセブ行きカウンターで
チェックインをしている時でした。

隣のカウンターからこんな声が聞こえてきました。

係員さん
「この子(中学生くらい)の親の
証明書はお持ちですか?

親と一緒ではない15歳未満の
お子様がフィリピンに
入国する場合は
親の承諾書が必要です。」

女性
「承諾書ですか?
何も持ってません。」

中学生くらいの子供が3人と
お母さんらしき人。

どうやら、その女性は子供3人の内の
2人のお母さんでした。

お母さんが2人の子供とその友達も連れての
フィリピン・セブ島旅行のようです。

そのお母さんはフィリピン入国の際の
WEG申請を知らなかったようです。

僕達としては
「15歳未満の単独又は親が同伴しないフィリピン渡航については事前にWEGという申請が必要。」
が常識です。

それを知らずに当日、成田空港の
カウンターまで来た様子に驚きました。

 

15歳未満単独は書類が無かったら絶対にフィリピン入国出来ない

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無事に出国審査を済ませた子供たち↑

15歳未満の子供たちが単独、又は親の付き添いなしで
フィリピンに入国する場合、必ずWEG申請を事前にしなければなりません。

これがとっても面倒です。
フィリピン大使館に行って
「この人と一緒に行きますよ」
という申請をしておかなければなりません。

事前にすることをWEG申請と言います。
WEG申請なくフィリピンに入国が出来ません。

こういった国はフィリピンだけではありません。
実はカナダやドイツでも同じ。

フィリピンだけではない渡航同意書制度

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「フィリピンは面倒だな〜!」
って思ってはいけません。

これはフィリピンに限ったことではないのです。
実は、ここ近年、15歳に限らず未成年者が
海外へ渡航する時に同意書が必要だという国は増えてます。

何故なら、子供の人身売買が行われるのを防止しています。
また、離婚などの親の親権の争いが発展して
勝手に子供を連れて帰ることを予防しているからです。

フィリピンはまだ
入国審査が簡単な方です。

イギリスは世界で一番、
入国審査が厳しいと言われています。

ということで渡航同意書が無いと
15歳未満の子供は日本からの出国は絶対に出来ません。

結果的に彼らはカウンターを追い出されてしまいました。

 

付き添いのあばあちゃんがいい加減なことを言う

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カウンターを出たところで
彼らは途方に暮れていました。
さすがにどうしたらいいのか
分かりません。

グループにはおばあちゃんも同行していて、
そのおばあちゃんはフィリピンに知り合いがいるらしいです。

「今からフィリピン人の知り合いに
電話をしてみるわ。

ちょっとお金がかかるかも知れないけどフィリピンだから何とかなるかも。

ああだこうだと言っても仕方ない。

だからみんなで
ご飯を食べに行きましょう。」

あまりにも無責任な発言。。。
お母さんはそんな心境になれない。

また、カウンターが閉まると全員
フィリピンに行けない結果になります。
このカウンターはLCCだったので
時間になると閉まってしまいます。

お母さんは未だに状況がつかめていない様子。

見かねて声をかける

おばあちゃんはご飯を食べに行くって言ってます。
中学生と思われる子供たちは不安そうな顔をしてます。

お母さんはどうしたら良いのか
分かってない様子。

あまりにも見かねたので
声をかけさせて頂きました。

僕「あの、すみません。
先ほど、カウンターで隣だった者です。

僕はフィリピンの旅行関係の仕事をしている者です。

渡航の条件についてですが
『15歳未満の親の同伴なし』の入国には

WEG申請というのが必要なんです。

この状況だと、今から親を呼んで
一緒にフィリピンに行くか
1人を残してみなさんが行くか
という決断をしなければなりません。」

お母さん
「この子の親は新潟です。
今から来るのは難しいです。。。」
と今にも泣き出しそうな表情です。

僕「そうですか。
とても残念ですね。

この子は確実に単独でフィリピンに
入ることは出来ません。

取り急ぎ、
カウンターが開いている間に

残りの方のチケットを
発券した方が良いと思われます。」

まず出来ることを確実に行った方が良いです。
そう言い残して後にしました。

結果的に中学生のその子を残して
フィリピンに向かったようです。
同じ飛行機だったので分かりました。

 

フィリピンに入国出来ないこともある

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自己責任で入国条件を知ること

それぞれの国において
入国の条件というものがあります。

事前にビザを申請しておかなければ
ならない場合もあります。

アメリカはESTA、カナダはeTAという
ビザを事前に取得しなければなりません。
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それらを管理するのは本人です。
自分で調べて知っておくことです。

最近では安いチケットがネットで
簡単に手に入ります。

気軽に入手出来る分
だれも入国の条件など教えてくれません。

窓口で旅行代理店からチケットや宿を
購入する場合は教えてくれます。

今回の事件が起こったのはLCCのバニラエアです。
このようにLCCで行く時は自己責任です。

フィリピン入国拒否はまだあります。

フィリピン出国のチケットが必要

フィリピン・セブに旅行に行くだけなら
通常は往復チケットを購入します。

つまり、フィリピンから出国のチケットを持っている状態。
問題はありません。

しかし、たまに長期でいる場合や
フィリピンに住んでいる場合は
フィリピン入国のチケットしか持っていない人もいます。

そういう人は日本の空港で止められてしまいます。
発券してくれません。
これは日本の空港だけではなく
世界の空港でも同じ。

バンコクからフィリピンに入る場合も
香港や台湾からフィリピンに入る際も
フィリピン出国のチケットが必要です。

ただ、この場合は
安いチケットをネットでその場で購入したらいいので
お金で解決出来ます。

しかし、今回の15歳未満が入国出来ないというのは
お金で解決することは出来ません。

どこの国に行く場合も
事前に調べておく必要があります。

海外の場合は特に
「無知は損をする」
という状況になります。

フィリピン15歳未満のWEG申請とは

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15歳未満というのは15歳は入らない

まず、よく聞かれるのが
「15歳は単独でフィリピンに入れますか?」
という質問。

「15歳は15歳未満に入らないので
単独でフィリピンに入ることが出来ます。」

15歳未満というのは
15歳になっていない人を指します。
WEG申請がなくても
単独でフィリピンに入国出来ます。

 

住んでいる地域によって申請場所、申請方法が違う

住んでいる地域によって
東京のフィリピン大使館に申請をするか
大阪のフィリピン領事館に申請か変わります。

驚くことに大使館と領事館で申請方法も書類も
全く異なってきます。

詳細はこちら↓
フィリピン大使館HP(WEG 扶養と保証の宣誓供述書)

新しい情報を大使館から入手

フィリピンにはフィリピンの国のルールがあります。
入国の際のルールもあります。

こういった情報は何の予告もなく
急に変更されます。

よって、大使館の最新情報を
ここから入手して把握しておくことです。

その通りにしないと
フィリピン・セブ出国の日になって
行けなかったということになります。

大使館情報はこちら↓
https://tokyo.philembassy.net/ja/consular-section/services/visa/general-information/

実際に行けないことがある

親の名前と一緒であること

実の親子でもフィリピンに行けないこともあります。
韓国籍の場合、お母さんと子供さんの名前が違います。

パスポートの名前が肝心です。
名字が同じであれば
行くことが出来ます。

離婚をしている場合は
名前が違うということがあります。

そんな場合、何か証明をするものがあれば
大丈夫です。
そのカウンターで親子である証明が出来れば
発券してくれるようです。

但し、状況は変わるので
事前にその空港会社で確認をしておくことです。

クレジットカード決済での注意

クレジットカードで決済をする際
旅行者本人が決済したら問題なしです。

たまに、会社の社長が決済をして
部下がフィリピン渡航することもあります。

大韓航空などは
カードを見せる様に言われます。

持っていない場合
発券してくれない危険があるので要注意です。

 

海外旅行は全て自己責任

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(海外ではこのように誰も守ってくれません↑)

今回の場合は
行けなかったお子さんの親からしたら
「フィリピンに連れて行くのは
私じゃないから知らなかった。
連れていく人が調べておくべきよ。」
という言い分でしょう。

また、連れていく方からしたら
「連れて行くのは行くけど
そこまで知らなかったわ。
親が知っておいても良いのでは?」
となります。

もちろん、空港のチケット代も
絶対に返ってきません。

また、帰ってきてからも
お互いの関係が悪くなることもあります。

可哀想なのは取り残された子供です。
旅行の為にスケジュールを空けて
楽しみにして空港まで来たと思います。

また、海外に行き慣れていない人からしたら
WEG申請や15歳未満が単独、または親の付き添いなしで
フィリピンに渡航出来ないなんて発想はないことでしょう。

安いLCCチケットを購入したら
誰も教えてくれません。
ひょっとしてEチケットに書いていたのかも
知れないけど、そこまで読み込んでないでしょう。

もうこれは悲劇としか言いようがありません。
防ぎようがない。

だからこそ僕はこういったブログを通して
フィリピン渡航に関しての注意を発信しています。

果たして年間、何人くらい
こういった悲劇の子供が誕生しているんだろうか。

この記事を読んで
少しでも空港での悲劇が少なくなればと思い
今、LCCバニラエア(成田-セブ)の中で書いてます。

 

 

では、また明日の朝8時にお会いしましょう!!!

 

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