フィリピン留学の語学学校のリアルな様子をお届けする、この企画。
2校目の学校は、セブのバニラッド地区にある日本人経営の学校、TARGETです。
マンツーマン中心のコース編成と、自由に科目を選べる柔軟なカリキュラムが人気の秘密。
そんなTARGETに、ファースイングリッシュのスタッフが訪問させていただき、学校スタッフさんに直接お話を伺いました!
(取材日:2018年12月6日 木曜日)
Contents
TARGETの概要
インタビューの前に、まずはTARGETの概要をおさらいしましょう。
TARGET Global English Academyは、セブ市内にある学生定員140名の日本人経営の学校です。
学校のあるバニラッド地区は、徒歩圏内にスーパーマーケットや飲食店などが一通りそろう、生活にとても便利なエリア。
コース編成はマンツーマン授業がメインで、学びたい科目をほぼ自由に選べるのが特長です。TOEICやビジネス英語の授業も、1日1コマから受講できます。
校長先生が自ら考案したオリジナルカリキュラムの「Speaking Master」もあります。
費用を抑えたい方は、Annex寮6人部屋が狙い目ですよ!
取材担当者のご紹介
ファースイングリッシュ留学カウンセラー 澤田 志保(写真左)
福岡オフィス勤務のNPO留学協会認定カウンセラー。
2013年にセブの韓国人経営の語学学校に10ヶ月留学、うち8か月はインターンで学校スタッフを経験。留学カウンセラー歴4年半。フィリピン留学後にTOEICスコア930点を獲得するも、日本での生活で英語を忘れつつある(汗)
お話を伺った学校スタッフさん
日本人スタッフ ウェイタさん(写真右)
マレーシア出身のウェイタさんは、TARGETに来て1年のさわやかな印象の青年です。
他の語学学校での勤務経験もあり、客観的な視点でTARGETの魅力を語っていただきました。
会社員として日本に9年間滞在した経験があるため、TARGETでは日本人スタッフの1人として生徒様のサポートを担当していらっしゃいます。
日本語での会話もとてもスムーズで、自己紹介されるまでは日本の方だと思い込んでいました。
TARGETは日本人スタッフが6~7人!
(Q=澤田、A=ウェイタさん)
Q) ウェイタさん、本日はどうぞよろしくお願いいたします。
早速ですが、まずは学校のPRからお願いいたします。
A)はい。
TARGETは日本人経営の学校ということで、当校ではスタッフによるサポート体制を充実させているのが強みです。
学生定員140名に対して、日本人スタッフは常時6~7人おります。
Q) 日本語で相談できるスタッフさんが沢山いらっしゃると、その中から相性の合うスタッフさんを選んで声をかけることができますね。
A)そうですね。
寮のお部屋の不具合や、英語の勉強の仕方についてのご相談など、なんでもご相談いただければと思います。
ワーホリについて、校長先生に相談できる!
A)新入生を対象に、月曜日の午後3時から校長の片山が学習ガイダンスを行っているんですよ。
Q)新入生向けのオリエンテーションで、学習面についてもアドバイスがいただける学校は珍しいですね。
英語の勉強に慣れていない方は、どうやって勉強法すれば良いのか分からずに困ることも多いと思います。
A)そうですね。学習ガイダンスは生徒様にも好評です。
校長の片山は、オーストラリアの永住権を持っていますから、オーストラリアやワーホリにも詳しいです。
フィリピン留学の後にオーストラリアに留学やワーキングホリデーに行く方は、片山に1対1でご相談いただくこともできますよ。
また、校長の片山はTOEICにも強いですから、ご希望の方は片山から個人的にTOEICの学習法についてもアドバイスもさせていただきます。
Q)それはかなり心強いですね。
オーストラリアの現地情報からTOEICの勉強法まで、とても頼りになる校長先生ですね。
TARGETの留学スケジュールについて
新入生の初日スケジュールについて
Q) 新入生の初日(月曜日)のスケジュールについて教えてください。
A)はい。
午前中に2時間かけてレベルチェックテストを実施します。
テストでは、リスニング、リーディング、ボキャブラリー、グラマー、スピーキングの能力をみます。
テストの後にオリエンテーションを受けていただき、午後は近くのショッピングモールに両替とショッピングにご案内します。
午後3時からは、校長の片山による学習ガイダンスを行い、英語の勉強の仕方などについてご案内させていただきます。
Q)ところで、留学期間が1~2週間の生徒さんは、月曜日の午後から授業が可能ですよね。
A)はい。
留学期間が1週間、または2週間の方に限り、入学して最初の月曜日の午後1時から4コマの授業をご受講いただけます。
Q)
月曜の午後は、授業を受けるか学習ガイダンスに出席するか、迷いますね。
A)
少しでも多く授業を受けたいという方もいらっしゃいますが、片山の学習ガイダンスも非常に良い内容ですので、おすすめですよ!
校内でペソに両替できる!
Q) 入学して最初の月曜日の午後に授業を受ける生徒さんは、放課後に外出して両替しますよね。
A) 月曜日の13時30分から、当校で両替できるようにしています。
Q) そうなのですね!両替のためだけに外出せずに済むのは、助かりますね。
門限について
Q) フィリピン留学では門限がある学校が多いですよね。TARGETの門限も教えてていただけますか?
A) TARGETの門限ですが、日曜日から木曜日は夜11時が門限です。土曜日と、祝前日は門限はありません。
昼休み2時間も可能!フレキシブルな時間割
A) 生徒さんの時間割を組む際には、ある程度柔軟に対応しています。
たとえば、午後1時からの授業(5時限目)を空きコマにすることで、お昼休みが2時間という生徒さんもいますよ。
Q)それはいいですね!
2時間あると、ランチを外で食べても余裕がありますね。
夕方になるまでは外出禁止の学校も多いですが、TARGETさんは外出可能ですね。
A) はい。
授業の入っていない時間帯なら、平日の早朝やお昼休みにも外出可能にしています。
昼休みを2時間にしている生徒様の中には、お昼時間を利用して、近所のお店にマッサージを受けに行く方もいらっしゃるんですよ。
TARGETのコース・授業について
TARGETのおすすめのコースは?
Q) TARGETさんのコースは、TARGET5、TARGET6、ULTIMATE8、LITE4の4種類で、とてもシンプルでわかりやすいですね。おすすめのコースはどれですか。
A)マンツーマン5コマ、グループクラス2コマの【TARGET5コース】がおすすめです。
1日に8コマのマンツーマン授業が受けられる【ULTIMATE8コース】もありますが、どちらかというと英語レベルが中上級者の方向けだと思います。
Q) そうなのですね。
逆に、初心者だとグループ授業についていくのが難しいため、あえてオールマンツーマンを選ぶ傾向もあるのですが。
A)英語初心者の方だと、8コマのマンツーマン授業を受けるのはしんどいようです。
実際に、【ULTIMATE8コース】で申し込んだ生徒様が、1~2週間たって【TARGET5コース】に変更したいというケースが時々あります。
Q)確かに、グループよりもマンツーマン授業のほうが、エネルギーを使いますよね。
英語ビギナーの方は、毎日の授業で学ぶことが知らないことだらけですから、余計にぐったりしそうです。
A)そうなんです。
コース変更自体は可能ですが、料金の高いコースから安いコースに変更する際は、差額のご返金はできません。
ですから、まずはTARGET5か6くらいで申し込まれて、必要に応じて現地で変更していただく方法がおすすめです。
Q) 確かに、差額の問題はありますよね。
A)はい。それに、グループクラスは「自分の力を試す場」でもあります。当校には台湾人の生徒さんもいますから、台湾人の生徒さんとの意見の違いにも触れてほしいですね。
TARGET LITE4コースで、半日勉強、午後から仕事!
Q)【TARGET LITE4】は1日4コマのコースなので、午前中に授業が終わりますよね。
そうすると、TARGET LITE4コースの生徒さんは、初日の月曜日の午後から授業は受けられませんか。
A)【TARGET LITE4コース】の方も、月曜日の午後に4コマご受講いただけますよ。
留学期間が2週間以内の方でしたら、他のコースの生徒様と同様にさせていただきます。
Q)それはありがたいですね!
【TARGET LITE4コース】だと、午後は丸々自由時間ですよね。どんなことをして過ごされるのでしょうか。
A)会社員の方など、留学中も仕事をしなければならない方は【TARGET LITE4コース】を選ばれますね。
午前中に英語のレッスンを4コマ受けて、午後からは日本にいるときと同じようにお仕事ができます。
もちろん、ゆっくり過ごしたいという方もいらっしゃいます。
なお、【TARGET LITE4コース】は、午前中に4コマでなくてもいいですよ。
午前中を自由時間について、午後から4コマ受講することもできますし、あるいは3時限目からスタートして、「午前中に2コマ、午後に2コマ」とうスケジュールでも可能です。
Q)かなりフレキシブルなんですね!
午前中と午後に2コマずつなら、朝起きるのが苦手な方にはちょうど良いですね!
講師変更リクエストは、毎日OK!
Q) マンツーマン授業の先生を変更することは可能ですか。
A)はい、可能ですよ。
講師変更のリクエストは、月~金曜まで毎日受け付けています。
講師のスケジュールが空いていれば、翌日の授業から変更内容を反映させます。
Q) 翌日からですか?すごいですね。
A) 1週間とか2週間の短期間の生徒様は、翌週まで待てませんからね。
Q) 講師のトレーニングについて教えてください。
A) 講師にも空きコマ(授業を受け持っていない時間帯)がありますので、空き時間を利用して講師を集めてトレーニングを実施しています。
2つのレベルのNIGHTクラス
TARGETでは月曜~木曜までの夕食後に、自由参加のNIGHTクラスを開講しています。
NIGHTクラスは19:00~19:50、20:00~20:50の2コマあります。
NIGHTクラスはレベルの異なる2種類のクラスがあり、授業内容は週替わりです。
開講される授業の内容は前の週に校内に掲示されますので、ぜひご参加下さい。
歌のレッスンも可能!フレキシブルな授業
ところで、校内を案内していただいている時にこんなお2人を見かけました。
授業時間ですが、屋外でなにやら楽しそうな様子です。
スタッフさんに聞いてみると、「英語の歌を歌いたい」という生徒様のリクエストに応えて、この時間は毎日屋外で歌のレッスンをしているのだそうです。
Teacherの弾くギターに合わせて、上手に歌っていらっしゃいましたよ。
通りがかりのティーチャーも、『彼、とてもうまくなったわ』と言っていました。
こんなふうにフレキシブルな対応をしてくれるのも、TARGETらしい魅力ですね!
TARGETの「スピーキングマスター」の授業を受けてみました!
さて、TARGETの授業といえば、他校にはない「Speaking Master」が気になるところです。
今回の体験留学では、この「Speaking Master」の授業を受講させていただきました!
「スピーキングマスター」の概要
「Speaking Master」は、TARGETの片山校長が考案した、オリジナルカリキュラムです。
英語の基本文型を学びながら、1つの例文を通して「文法」「ボキャブラリー」「発音・アクセント・音のリンク」「リスニング」「文の作り方」までを網羅する、ユニークなカリキュラム。英語力を総合的に上げることができます。
「スピーキングマスター」の6つのステップ
① 生徒が例文を読む(イントネーション、発音をチェック)
② 生徒の音読について、講師が発音やイントネーションをアドバイスする。アドバイスをもとに再度音読。
③ ①の例文をもとに、同じ文型を使った文章を作ってみる
④ ③で作ったオリジナルの文章で、再度発音とイントネーションを練習
⑤ 基本の文章をアレンジする(時制を変える・疑問文にする・否定文にする)
⑥ さらにアレンジする。 例えば、補語(C)を名詞→形容詞に変えてみる、など
平たく言えば、「スピーキングマスター」の授業では、1つの文型を取り上げて、発音とアクセント、文法、リスニング、ボキャブラリーなど、幅広~く英語を学ぶ手法です。
いよいよレッスン開始!
レッスンはプリントを使って進められます。下の画像のマークにご注目下さい!
左から順に、ステップ1、2、3、4の印になっていて、1つ終わるごとに先生がチェックを入れていきます。
(拡大したため、画像がぼやけてしまいました。スミマセン…)
【プリントのマークの説明(※左から)】
・電球マーク… STEP① 音読する
・相互矢印 … STEP② 音読に対するフィードバックと発音の指導
・鉛筆マーク… STEP③ 生徒が文型に沿ったオリジナルの文章を作る
・相互矢印 … STEP④ 今度は、③の文章を音読してまたフィードバック
◆お断り◆
分かりやすくするために日本語交じりで書いていますが、実際のレッスンはすべて英語での会話です。
先生:スピーキングマスターは、基本文型を使って応用するレッスンですよ。
何か基本文型を知っていますか。
私: SVOとか…
先生:そうですね。今日は「SVC」文型を使ってレッスンしましょう。Sは何かわかりますか?
私:subject(主語)
先生:Good!では、vは?
私:verb(動詞)
※ちなみに、ここでverbの発音チェックが入りました(汗)bを発音するときは、最後に口を閉じること!
先生:ではCは何でしょう。
私:ええと…(何だったかな…)
先生:Cはcomplement(補語)です。SVC文型というのは、例えば
He is a man.
He is handsome.
などで、上記の文章のmanやhandsomeがC(complement)補語ですよ。
私:(そういうことか。例文を見ると意外と簡単)
先生: SVC文型のCは、常に「名詞」または「形容詞」です。
ここまでが、今日学習する文型についての解説です。いよいよスピーキングマスターの実践に入ります。
先生:まずは例文を音読してみましょう。
私:(音読)It is rainy today. We can`t go out.
(こんな簡単な文章ですが、この1文で自分の発音をチェックされると思うと緊張します…
強く発音すべき音には印がついていますので、それを意識して音読します)
先生: It is はリンクさせて、「イティーズ」と発音しましょう。
私:(It isのリンクに気をつけながら)It is rainy today. We can`t go out.
先生:Good!
では、例文と同じSVC文型を使った文章を作ってみましょう。
私:I was a student when I was in Cebu.
(※フィリピン留学を思い出して作った文です)
先生: いいですね。では、この文章を音読してみましょう。
私:I was a student when I was in Cebu.
先生: was a の部分はリンクさせて、「ワズァ」、when Iもリンクさせて「ウェナイ」、was inもリンクしますから「ワズィン」と発音しましょう。ではもう一度。
私:(リンクに気を付けながら、再度音読)I ワズァstudent. ウェナイwas in Cebu
先生:ウェナイ was in は、ウェナイ ワズィンですよ。
私: ウェナイ ワズィン(リンクが続くと難しい…)
続いて応用です!(step5~6)
さて、音読で発音とアクセント、リンクの練習をしたところで、STEP⑤に進みます。STEP⑤と⑥は下の画像をご参照ください。
またまた、画像が不鮮明でスミマセン…
【画像についての説明】
力こぶの絵が2つ並んでいるのが、ご覧いただけますでしょうか?
左がSTEP⑤でTense、Negativeと書いてあります。(例文の時制を変えたり、否定文にする)
右がSTEP⑥です。 Howと書いてあるのは、Howから始まる疑問文を作りなさいの意味。
その横のADJ to Nは何かというと、文中の形容詞(Adjective)をを名詞(Noun)に変えましょうの意味です。
先生:では、元の文章に戻りましょう。
It is rainy today. We can`t go out. の時制を過去形に変えて行ってみましょう。
私: It was rainy yesterday. We could`t not go out yesterday.
先生:Good.
be動詞のisは、過去形になるとwasですね。助動詞canの過去形はcould notですね。
さて、最初に説明したように、このSVC文型のC(complement)は形容詞、もしくは名詞です。
It is rainy today. の例文では、C(補語)は形容詞(rainy)ですから、今度はここが名詞になる文章を作ってみましょう。
私: It was Sunday.
先生:Good!
Speaking Masterを受けた感想
TARGETの学校パンフレットには、スピーキングマスターについて「実用性の高い限られた単語・文法を優先的に使用し、瞬発力も鍛えられる」と書いてあるため、カランメソッドのようなものを想像していましたが、まったく異なる内容でした。
例文自体はとてもシンプルで簡単ですが、これを様々に展開させて深く学ぶので、なかなか難しい!
噛めばかむほどに味のでるスルメのように、1つの文型を何とおりにもアレンジして味わい尽くす、そんな印象のレッスンでした。発音から文法、簡単な英作文まで、英語スキル全般をカバーできるとてもユニークな方法でしたよ!私自身は、音をリンクさせて発音する練習が必要だと感じました。
TARGETのランチを試食♪
さてさて、次はお待ちかねのランチタイム♪ 。
TARGETの建物はもともとホテルだったため、カフェテリアの照明やカーテンなどがおしゃれですね。
清掃も行き届いていました。
食堂のスタッフもフレンドリー。
トレーを持って列に並ぶと、スタッフが盛り付けてくれます。
こちらがその日のランチです。
◆この日のメニュー◆
・鶏肉と野菜の中華風煮込み
・トッポギ(←たぶん)の入った優しい味のスープ
・インゲン豆のココナッツミルクあんかけ
・ご飯
・リンゴ
日本食ではなかったですが、けっこう美味しかったです!スパイシーなおかずがないので、辛い物が苦手な方も安心ですね。
この日のメニューはフィリピン料理と中華をミックスしたようなお料理でしたよ。
◆スタッフさんに聞いた補足情報(お食事編)
・週に1回、お味噌汁が出る
・月曜日・水曜日のランチは丼物(チキンカツ丼など)
・ベトナム料理(フォー、生春巻き)も時々出る
寮のお部屋について
TARGETの寮は、メインビル内の内部寮、メインビルの真向かいにあるAnnex(アネックス)寮、ホテル寮の3タイプあります。
今回の視察では宿泊はしていませんが、内部寮とAnnex寮を見せていただきました。
内部寮のお部屋について
内部寮は、TARGETのメインビル内にある寮です。
すぐに自室に戻れるため、10分休憩の間に寮に教科書を取りに行ったり、自室のトイレを利用しやすいというメリットがあります。
【お部屋の広さ・ベッドについて】
ベッドが2台しか写っていませんが、上の写真は「内部寮3人部屋」です。
お部屋によっては、壁だけはやや古さを感じましたが、お部屋自体はとても広々としていて3人部屋でも窮屈な感じがしません!
もともとホテルだったこともあり、ゆとりをもった空間の使い方で、壁にはアートも掛かっています。
3人部屋以上になると、2段ベッドを入れる学校も多いのですが、TARGETではシングルベッドが3台。
ベッドとベッドの間隔も、比較的余裕を持たせて配置してあります。
上の2枚は、内部寮の別のお部屋のベッドです。
【勉強机&イス】
内部寮(メインビル)の場合、人数分の勉強机と椅子がお部屋内にあります。お部屋によっては机が小さい場合もありますが、24時間利用できる自習室が同じビルの中にございます。
ルームメイトがいても、自習室で好きな時間に勉強に集中できるため便利ですね!
【エアコン・冷蔵庫・クローゼット】
エアコンはフィリピンの学校で一般的なコンパクトなタイプで、ダイヤルで温度調節をします。
下の2枚の画像はいずれも内部寮ですが、左のお部屋よりも右のほうがエアコンが新しいですね。
エアコンの型が古いほうは、使用時にブーンという音が少々気になるかもしれません。
なお、冷蔵庫が各お部屋に1台あります。冷蔵庫の大きさはお部屋によって中型・小型があります。
クローゼットもありますよ。
【トイレ・シャワーについて】
トイレ・シャワーはお掃除が行き届いていて、清潔感があります!
シャワーはフィリピンの学校で一般的な後付けの給湯タイプで、Panasonic製。ほぼ新品に見えますので、温度調節もスムーズにできそうです。(宿泊はしていないため、推測ですが)
トイレとシャワーはシャワーカーテンで仕切られています。カーテンは透明~半透明タイプなので、誰かがシャワーを浴びている間にトイレを使うのは厳しそうです。
【その他の備品・設備】
TARGETの内部寮3人部屋には、キッチン付き。コンロはないため火を使う調理はできませんが、流し台と大きめの冷蔵庫があるのはありがたいですね。(お部屋タイプによっては、小型冷蔵庫の場合もございます)
また、TARGETの寮には、1部屋に1台ずつドライヤーが備え付けられているのが、うれしいポイントです!
日本とフィリピンでは電圧が異なるため、日本仕様のドライヤーはフィリピンでは使用できません。ご注意下さいね!
新しくてきれいなAnnex寮が大人気!
TARGETのメインビルの真正面にあるのが、新しくできたAnnex(アネックス)寮です。
6人部屋はTARGETの中では最も料金が安いのですが、とってもきれい&快適でしたよ!
Annex寮は大人気でなかなか空きがでないそうなので、空きがあればラッキーですね。
【ベッドについて】
新ビル寮は、メインビルよりも新しくてピカピカです!
下の写真は、Annex寮2人部屋のベッドです。
シングルベッドは、マットレスの厚みもしっかりありますね!
6人部屋だけは「2段ベッド」になりますが、6人部屋の場合は寝室が2つに分かれています。
【エアコン・ハンガーラック】
エアコンは、フィリピンの語学学校で一般的な小型タイプ。ダイヤルで温度調節をします。
Annex寮は、どのお部屋のエアコンも新しいです。
お部屋にはクローゼットはなく、代わりにハンガーラックがございます。
【勉強机&イス】
下の画像2枚は、Annex寮2人部屋です。
お部屋内に勉強机もありますが、1人で集中して勉強したい方は同じビル内に自習室もあります。
【トイレ・シャワー】
トイレ・洗面台も新しくてきれいです!
内部寮のシャワーは後付けタイプでしたが、Annex寮のシャワーは一日本の家庭やホテルでも一般的なタイプです。シャワーのすぐ下の壁が凹んだ作りになっていて、シャンプーや石鹼などを置くことができます。
【その他備品】
Annex寮の6人部屋は寝室が2つに分かれています。
そのため、寝室と別にリビング分(共有スペース)があり、ダイニングテーブルの他にソファまであります。
壁にはアートもかかっていて、Annex寮の6人部屋はなかなか優雅。かなりいい感じでした!
【Annex寮の自習室】
Annex寮には、同じビル内に自習室がございます。
自習室の利用可能時間は、下記のとおりです。
・平日… 早朝6時~8時、および夕方6時~翌朝8時
・土日、祝日…24時間利用可能です
つまり、平日授業が終わった後は、一晩中自習室をご利用いただけます。
TARGET学校スタッフさんとの一問一答
ここで再び、スタッフウェイタさんとのインタビューに戻ります。
Q)生徒様の国籍について教えてください。
A) 当校は日本人経営の学校ですが、外国人の生徒様も積極的に受け入れています。
日本人以外に、ベトナム、アラブ、中国、タイなど、様々な国から生徒様がお越しになっています。
Q) 学校周辺におすすめのお店はありますか。
A)当校にはスイミングプールがないのですが、学校から徒歩10分ほどのところにAsmara(アスマラ)というとてもおしゃれなレストラン&リゾートがあります。
Asmaraで食事をすれば、プールを無料で利用できますよ。
メニューはパスタなどのイタリア料理で、おいしいし、何より雰囲気がとても素敵です。
Q)(Asmaraの写真を見て)わぁー素敵ですね。
学校にごく普通のプールがあるより、むしろこちらのほうが喜ばれるかもしれません。
A)他にお勧めの店としては、徒歩10分のイタリア料理の「ミケランジェロ」ですね。
マッサージ店なら、「MOA(モア)」がおすすめです。
※補足※
「ミケランジェロ」の料理は、メニューによっては味付けが塩辛いのですが、カルボナーラが絶品です!
日本にいてもいまだに食べたくなります…
Q) TARGETはどんな人に合う学校だと思いますか?
A)当校の強みはESL(一般英語)ですので、英語レベルでいうと初級~中級レベルの方におすすめです。
マンツーマン授業の選択科目の中に「ワーキングホリデー対策」もありますので、ワーホリに行きたいけれど英語力に自信がない方はぜひ受講なさって下さい。最初にご案内させていただいたように、校長の片山にワーホリやオーストラリアについても直接ご相談いただけますよ。
Q)ワーホリについて、気軽に相談できるのは助かりますね。
A)実は、ワーキングホリデーを受け入れている企業の中には、ワーホリにくる日本人を「安価な労働力」として当てにしているブラック企業のようなところもありますので、注意が必要です。
せっかくオーストラリアまで来たのに労働条件も良くなく、居酒屋などで日本人相手の接客のお仕事というケースもあります。
Q) 私もそれは聞いたことがあります。英語を使う機会が少なくて、もったいないですね。
A)別の職場が見つかればよいのですが、英語が使えるお仕事に応募したくても、英語力が足りないために転職できないという悪循環になってしまいます。
だから、フィリピン留学などで事前に英語力をつけておくことが大事です。
Q) これから留学を考えている方に、メッセージをお願いいたします。
A)「考えるより、行動するほうが早い」ということをお伝えしたいです。
それから、英語の勉強をする上でモチベーションはとても大事ですね。
留学生活が長くなっても最初の目的を忘れずに、常にモチベーションを保ちましょう。
これから欧米に行きたいという方は、いきなり英語圏に行くよりは、まずフィリピン留学で実力をつけたほうが間違いないと思います。
TARGETをお選びいただいた方には後悔させないように精一杯サポートしますので、ぜひ当校にお越し下さい!
Q) ありがとうございました!
TARGETへの視察を終えて
TARGETの魅力を一言で表すなら「フレキシブル」と「フレンドリー」です。
お昼休みを2時間にしたり、マンツーマン授業で歌の個人レッスンをしていたり、講師の変更リクエストを翌日から反映させたりと、できるだけ柔軟な対応をして生徒様の要望に応えている点が印象的でした。
また生徒さん達がとてもフレンドリーで、授業中にお邪魔して写真撮影のお願いをすると笑顔でとても気さくに応じてくれました。
12月の視察でしたので、各学校にクリスマスの飾り付けがされていましたが、一番気合の入ったデコレーションをしていたのもTARGETさんです。手作りの温かさが伝わる、良い学校でしたよ!