ここ数年、日本では今まで以上に英語の重要性が言われています。
フィリピンや世界各国で、毎年多くの学生が英語を習得するために留学しています。
そこで今回の記事では、なぜ大学生が英語を習得すべきか、そのメリット等についてご紹介します。
Contents
なぜ、大学生に英語が必要なのか?
“就活に英語力は必要なんでしょうか?”大学生がこんなことを言うのをよく聞きます。
そもそも、どうして大学生に英語は必要なのでしょうか?そこで今回は大学生が英語を学ぶ理由や必要性についてまとめてみました。
大学生に英語が必要な理由
就活ではエントリーシート、SPI、面接など様々な準備と対策を取る必要があります。履歴書を書くために何か資格があればと思っている方もいるでしょう。
その際、資格として特に多くあげられるのは英検やTOEICのスコアです。就活では通用するのでしょうか?とよく聞かれますが就職をするにあたって英語を必要とする企業はもちろんあります。外資系企業や海外赴任が考えられる企業などです。
これらの企業で働くには、ビジネス会話を英語で行うレベルが必要不可欠であり、独自の英語試験や、面接の一部分を英語で行うなど厳しいチェックが入ります。
英語ができることで就活が有利になる
就活で英語を必須とする企業も多くあります。「TOEIC何点以上」でないとエントリーできない企業もあります。
英語のスキルが求められる企業はどんなところがあるのでしょう。
海運・航空業界
海運・航空業界では英語のスキルは必須です。貿易・運輸の業務があり、外国人と英語で話す機会は必ずあります。
日常会話レベルでなく、 ビジネス英語のスキルが必要です。
プラントエンジニアリング業界
プラントエンジニアリング業界では英語力が必須です。プラント建設の仕事は主に海外で行われるからです。
欧米ではなく中東・東南アジア・アフリカなどで工場の建設が必要とされる地域です。
総合商社
総合商社も英語力が必要です。 総合商社は国内だけでなく海外を相手に商売をしています。
貿易・ODAなど業務も広範でビジネス英語が必要になります。
重工業
重工業も英語力が必要です。物資の調達も、販売先も海外企業という場合が多いからです。
重工業は国内需要のみで儲かる時代ではありません。 今後も海外売上比率は上がるため、英語は必須です。
採用条件でTOEIC高スコアが必要な会社も
これまでは気軽な自己啓発の一環であったTOEICテストが、就職を勝ち取るための必要不可欠な条件に変わっています。
グローバル採用を開始したばかりの企業では、採用に際して必要なTOEICテストの点数は明確に示さなかったりもしますが、最低でも「800点以上は欲しい」と言われています。
グローバル採用ではなくとも、有名企業であれば、新入社員は600~700点以上、中途採用では700~800点以上が必要です。
この流れは今後も変わらず、むしろ加速します。
それは日本国内の人口が減っていき、国内需要が縮小されるために日本企業は市場を海外に求めざるを得ないからです。
英語ができると就活企業が増える
企業によって英語は必須ではないものの、英語ができると重宝される業界があります。
就活でもTOEICや英検を持っていると有利に働きます。
自動車メーカー
自動車メーカーでは英語力があれば就職に有利に働きます。 日本車は内需も大きいですが、海外での売り上げも非常に重要です。
自動車の海外販売台数は伸び続けており、今後も英語力は求められます。
電機メーカー
電機メーカーも、英語力が有利に働く企業です。 日本製の産業機器は信頼性が高く、海外でも人気です。
内需だけでは収益が取れないので、 海外事業のために今後も英語力が求められます。
化学メーカー
化学メーカーでも、 英語力が求められています。材料の調達先は必ず海外企業ですし、販売先としても海外企業は重要です。
他のメーカーと同様、英語力があると有利に働きます。
外資系企業へ就職できる
外資系企業や貿易会社、大手企業の国際事業部などで働きたいと思っているならば、ビジネスレベルの高い英語力が求められます。
選考で「TOEIC990点」をアピールする学生もいますので、十分な英語力を持っていることを証明する必要があります。
2-2.社内公用語が英語の会社も増えている
最近は大手企業で、社内公用語が英語のところも増えてきました。
海外との取引が増えているところでは、英語が必須になっています。海外に支店を持つ企業であったり、外国からも頻繁に問い合わせがあるような企業では英語の社内公用語化は進んでいます。
また中小企業でも、国内の拠点を海外に移転する企業が増えています。今後は多くの企業で英語が必須になります。
英語が必須になった時、準備できていれば、大きな仕事を任せらせるチャンスも増えます。
就職後に他人と差をつける
就職した後に他の人と差別化するのはどんな方法があるでしょう。
この場合にも英語力をつけるのが1つの方法になります。
同期と差をつけるには英語力
社会人として身につけておきたいのは仕事の技術やビジネスマナーだけではありません。英語力もそのひとつです。
最近では外資系企業に限らず、社員の海外赴任や昇格の要件に一定の英語力を求める企業が少なくありません。
同期のライバルと差をつけるには、営業力や企画力だけでなく、英語力こそ不可欠なスキルになっています。
将来は駐在員も夢じゃない
外務省の海外在留邦人数調査統計によると、平成25年で6万3777社の日系企業の拠点が海外に存在しています。
今後も海外で働く日本人のニーズは高いです。駐在員として海外オフィスに転勤できる制度を備えた日本企業もあります。
特に、インフラ系の会社やメーカー、商社などは、海外に日本人の駐在員を多く派遣しているため、海外で働けるチャンスが高いと言えるでしょう。
必要な語学力をしっかりと身につけて、海外駐在員として選ばれるのも夢ではありません。
まとめ
いかがでしょうか、大学生が英語を習得する必要性を述べてきました。就活のためだけでなく、就職してからも英語の必要性がわかったと思います。
あなたの将来のため、フィリピン留学で英語を本格的に学んでみてはいかがでしょう?