フィリピン留学でTOEFLの勉強がしたい!という方は多いのではないでしょうか。
フィリピンの語学学校でもTOEFL試験対策コースを開講している学校が多く、欧米などへの留学前にフィリピンでTOEFL対策の英語留学する方たちが増加しています。
今回は、“TOEFLって何?“という初歩的な内容も含めて、フィリピンでTOEFL試験対策コースを開講しているおすすめの学校を4つ紹介します。
どの学校も個性的なコースが開講されているので、ぜひご覧ください。
Contents
まずはTOEFLを知ろう!
フィリピン留学でTOEFLが勉強できる語学学校をご紹介する前に、まずは簡単にTOEFLについてご紹介します。
TOEFLの正式名称は、“Test of English as a Foreign Language”です。
一般的に略して、“TOEFL(トーフル)”と呼ばれています。
英語を母国語としない方で、英語圏へ留学する際に必要となる英語能力を測るテストです。
“留学生活で必要な英語能力を身に着けているか“という点に焦点があてられています。
つまり、テスト内容は、実際の留学生活に関わる事例を扱った内容や、大学の一般教養レベルの科目の講義や読み物が問題として出題され、実生活のコミュニケーション能力を測定されます。
TOEFLテスト基本情報
TOEFLのテスト時間は、約4時間半でリーディング、リスニング、スピーキング、ライティングの4つのセクションで構成されているため、長時間の集中力が必要となります。
結果は、合否判定ではなく0~120点のスコア評価となります。
TOEFLの特徴として有名なのが、テスト形式です。
テストといえば、紙と鉛筆を使ったペーパーのテストを思い浮かびますが、TOEFLはパソコンでテストを受けます。
以前は日本でもペーパー版のTOEFLテスト(TOEFL® PBT テスト)を受験することができましたが、現在はインターネット版TOEFLテスト(TOEFL iBT®テスト)しか受験できません。
もし、パソコンに慣れていない人であれば、注意する点ですね!
TOEFL受験時はパソコンを利用するので、それまでにパソコンにある程度慣れておく必要がありそうです。
TOEFLのテスト内容は?
TOEFLのテスト時間は約4時間半、4つのセクションで構成されています。
テストの時間と順番は決まっており、リスニングセクションが終了すると10分間の休憩を取ることが出来ます。
①リーディング セクション(60~80分)
・点数配分:0~30点
・3~4パッセージ出題され、各パッセージに12~14問の設問
↓
②リスニング セクション(60~90分)
・点数配分:0~30点
・4~6題(講義)出題され、各問題に6問の設問
・2~3題(会話)出題され、各問題に5問の設問
↓
③休憩(10分)
↓
④スピーキング セクション(20分)
・点数配分:0~30点
・Independent tasks2題
質問が流されるので、その回答をヘッドフォンマイクに向かって話す
例)好きな本は何か?その理由は?
・Integrated tasks4題
短い文章を読んだ後に、それに関連した内容を聞き、2つの関連させた内容をヘッドフォンマイクに向かって話す
例)学校生活の問題点と解決策をまとめる問題
↓
⑤ライティング セクション(50分)
・点数配分:0~30点
・Integrated tasks1題
短い文章を読んだ後に、それに関連した内容を聞き、2つの関連させた内容をまとめる
・Independent tasks1題
質問に対する自分の意見を論理的に正確にまとめる以上がTOEFLの試験内容です。
TOEFLは英語試験の仲でも難しい試験と言われており、高スコアを目指すにはしっかりと対策する必要があります。
留学に必要なTOEFLスコアは?
一般的に示されているTOEFLスコアは以下です。
・4年制大学 TOEFL iBT61点以上
・大学院 TOEFL iBT80点以上
・トップレベルの大学院 TOEFL iBT100点以上
※学校によって差があるため、希望する学校が提示しているTOEFLの点数を確認することをおすすめします。
TOEFL iBT100点はTOEICに換算すると880点前後といわれています。
フィリピン留学でTOEFL高得点を目指そう!
アメリカ、カナダ、イギリスなど英語圏の大学へ留学したいと思っている方はTOEFLのスコアが必須ですよね。
でも、点数が足りない・・勉強方法がわからない・・とTOEFLについて悩んでいる方が多くいるのが現実です。
もちろん、欧米などの語学学校に通ってから大学に行くこともできますが、フィリピン留学でTOEFLの勉強をしたほうが確実にお得であり、時間も節約できてしまうのです。
続いてはフィリピン留学でTOEFLを勉強するメリットについて、ご紹介します。
フィリピン留学でTOEFLを勉強するメリットは?
フィリピンでTOEFLを学ぶメリットとして、以下が挙げられます。
・日本から近い距離にある!
・フィリピン留学は安い!
・1日平均8時間の勉強時間が確保できる
(欧米の語学学校で勉強すると約半分の勉強時間しか確保できない)
・クラスはマンツーマンクラスと少人数クラスがメイン
(欧米の語学学校ではグループクラスが多い)
つまり、安い値段で短期間でTOEFLスコアを大幅アップできるのがフィリピン留学なのです!
また、マンツーマンレッスンが多く受講できるため、会話の時間が多くとることができます。
TOEFLのスコアアップを目指しながら英会話力も鍛えられるのもフィリピン留学の魅力です。
点数保証コースで高得点を目指す!
フィリピン留学でおすすめのコースが、“点数保証コース”です。
フィリピンでは、多くの語学学校があり、学校によってはTOEFLの点数を保証するコースがあるのです。
他のコースと比べて勉強量が多いのですが、確実に点数が上がるので心強いコースですよね!
もちろん、入学条件や授業への出席、模擬テスト受験などに制約があり、遊び半分で受講することはできないのでご注意ください。
一般的に点数保証コースは12週間1セットとなっています。例えば2月までに必ず○○点ほしい!という方におすすめのコースです。
SMEAG キャピタルキャンパス(エス・エム・イー・エー・ジー キャピタルキャンパス)
SMEAGキャピタルキャンパスは、フィリピン・セブ島の韓国人経営の語学学校です。
フィリピン内でもかなり大きい語学学校の1つで、SMEAG キャピタルキャンパスは、TOEFL・TOEIC試験対策を希望している留学生を受け入れているキャンパスです。
また、TOEFLの公式試験会場となっているので、見慣れた教室で緊張することなくテストを受験できるという点で、留学生たちに人気の学校です。
SMEAGキャピタルキャンパスのTOEFLコース詳細
SMEAGキャピタルキャンパスは2つのTOEFLコースがございます。
・TOEFLコース Pre
TOEFL受験の初心者の方、点数保証コースへ入学したい方の準備コースです。
Preコースでは、TOEFLと一般英会話を少しずつ勉強できます。
・TOEFL 60/80/100/110コース(点数保証コース)
点数保証コースは12週間の申し込みが必須で、規定の入学日に入校する必要があります。
点数が保証されたコースですが、入学条件、保証条件がありますのでご注意ください。
また、12週間も留学はできないけど、TOEFLコースが受けたい!という方は1週間単位でも受講は可能です。
<入学条件>
・TOEFL 60保証コース・・TOEFL40、TOEIC490、IELTS3.5以上が必要
・TOEFL 80保証コース・・TOEFL60、TOEIC680、IELTS5.0以上が必要
・TOEFL 90保証コース・・TOEFL80、TOEIC800、IELTS6.0以上が必要
・TOEFL 100保証コース・・TOEFL90以上が必要
※TOEFL 60~90は、TOEFL・TOEIC・IELTSの各公式試験ではなくSMEAG Level TESTでも代替可能です。
<保証内容>
・TOEFL公式試験の受験料が1回無料
・12週間以内に目標スコアが達成できていない場合、13週目より授業と毎月1回のTOEFL公式試験が無料
※ビザ延長日、宿泊費などは自己負担です。
<保証条件>
・最初の4週間のスパルタ授業出席率100パーセント
・通常授業出席率100パーセント
・警告0回
以上が保証コースの内容です。
SMEAGキャピタルキャンパスのTOEFLコース1日のスケジュール
■月曜日~金曜日
・早朝スパルタ授業、夜間スパルタ授業あり
・マンツーマン授業4コマ、グループ授業最大6コマ
・門限23:00まで
※毎週木曜日に公式試験会場でTOEFL模擬試験を受講可能
■土曜日
・土曜日は基本的に終日フリーです。
・外泊可能
■日曜日
・日曜日は基本的に終日フリーです。
SMEAGキャピタルキャンパスの紹介ページはこちら
https://www.firstenglish.jp/school/capital.html
CPI(シー・ピー・アイ)
CPIはセブ島の韓国人経営校です。
フィリピン留学で、“校舎や宿泊施設が綺麗であってほしい”と思う方が多いのではないでしょうか。
CPIは、2015年に設立されているため校舎はとても綺麗で、ホテル並みの宿泊施設が併設された学校です。
TOFL対策に力をいれている学校としても有名です。
また“CPIはスパルタ校”という点です。
基本的に平日の外出は禁止されています。厳しい環境でストイックに勉強したい方におすすめです。
授業も様々なクラスがあり、質の高い留学をすることができるでしょう。
CIPは食事も美味しい?
食事はブッフェ形式で、夕食時には約20種類ものメニューを選ぶことができます。
留学中で一番気を使うのが体調の管理といわれていますが、食事は特に体調を左右します。
食事が合わない、食事がおいしくない、食事が少ないなど様々なトラブルにあってしまう日本人の方がいらっしゃいますが、CPIであれば、そんな心配は無用です!
何を食べるかは自分で選択でき、量も調整できますよ。
CPIのTOEFLコース詳細
CPIのTOEFLコースは3つの中から英語力・希望の留学プランによって選ぶことができます。
・TOEFL Preparatory(準備)コース
TOEFLの試験対策初心者~中級レベルの方が対象のコースです。
マンツーマン授業4コマ、グループ授業3コマ、選択科目6コマを受講できます。
・TOEFL General(一般)コース
すでにTOEFLの試験を受験したことがあり、スコアアップを目指している方が対象のコースです。
マンツーマン授業4コマ、グループ授業2コマ、プラクティステスト2コマ、選択科目5コマを受講できます。
・TOEFL Intensive(集中)コース
TOEFL General(一般)コースよりマンツーマン授業が1つ多く、選択科目が1つ少ないコースです。
マンツーマン授業を多く受講したい方へおすすめです。
マンツーマン授業5コマ、グループ授業2コマ、プラクティステスト2コマ、選択科目4コマを受講できます。
CPIの選択科目
CPIではTOEFLクラスももちろん魅力ですが、それ以外にも様々な選択科目をお選びいただくことができます。
洗濯クラスでは自分で好きなクラスを選択して受講できますので、自分に合ったクラスを選択しましょう。
・CNN
本物のCNNニュースを聞きながら、リスニングと発音の勉強ができるクラスです。
・発音クラス
ネイティブ講師による美しい発音を学べるクラスです。
・スペシャルスピーキングプログラム
題材を用いてフリートークをするクラスです。
・スペシャルクラブ
体を動かしながら英語を勉強するクラスです。
たとえば、英語の音楽に合わせてズンバを踊りながら英語を学びます。
・義務自習
その名の通り、自習です。
日々勉強したものを確実に習得できるように自習の時間は必須ですよね。
また、CPIではクラブ活動が行われています。ワインクラブやダイビングクラブ、演劇クラブ等、まるで大学のサークルような活動が楽しめます。
CPIの紹介ページはこちら
https://www.firstenglish.jp/school/cpi.html
CIP English Academy(シーアイピー)
CIP English Academyはクラークエリアの韓国人経営校です。
アメリカ教育機関の語学学校として公認されており、ミズーリ州立大学、モンタナ大学など複数の教育機関と提携しています。 英語圏に留学したいけど、ちょっと予算が・・・という方は、ネイティブ講師が多く在籍するCIPへのご留学をお勧めいたします。
また、国際比率は多国籍で、韓国、日本、台湾、ベトナム、香港、中国、ロシア、スペインなど、フィリピンにいながら異文化交流も可能です。
英語教育業界で20年以上活躍してきたイギリス人アカデミックヘッドが在籍しており、アカデミックヘッドを中心としたアカデミックチームにより、講師のトレーニングが毎日行われています。定期的に行使の評価を行い、講師の質を維持しています。
新人講師も最低80時間のTESOL式トレーニングを受け、徹底的な訓練を受けた後に講師としてスタートします。
CIP English AcademyのTOEFLコース
CIP English AcademyのTOFLEコースは、現在の英語力によって目標スコア別のクラス分けがされます。
CIP English AcademyのTOEFLコースの最大の特徴はネイティブ講師からのグループレッスンを受講することができるというポイントです。
またコース内容は、マンツーマン5コマ、ネイティブ小グループ2コマ、グループレッスン1コマ、自習2コマ、ウィークリーテスト、TOEFL模擬テスト(土曜日)と土曜日に模擬テストがございます。
CIP English Academyの紹介ページはこちら
https://www.firstenglish.jp/school/clark-institute-of-the-philippines/
First English Global College(ファースト・イングリッシュ・グローバル・カレッジ)
First English Global Collegeははセブ・マクタン島の語学学校です。
TOEFL対策コースがあり、1日最大8時間オールマンツーマンでTOEFLクラスを受講いただけます。
フィリピンの語学学校は韓国人経営が多いといわれていますが、First English Global Collegeは、日本人経営が行われている語学学校です。
日本でも学習塾“明光義塾”を経営しており、その実績を用いて日本人に効果的なカリキュラムが作成されています。
また、日本人スタッフが滞在しているので、安心して留学生活を送れることができます。日本人スタッフの数はセブ最多の8人前後です。
平日はしっかり勉強し、休日は遊ぶ!というスタイルなので、勉強だけをする留学では終わりません。
ダイビング、シュノーケリング、遺産めぐりなどセブでは様々なアクティビティがあります。
休日はおもいっきりセブを満喫できる環境ですよ!
フィリピン人講師と共同生活
First English Global Collegeでは、シェアハウスプランとコンドミニアムプラン2つの宿泊施設がございます。
シェアハウスプランでは、フィリピン人講師と一緒に生活をすることができ、お部屋で勉強を教えてもらったり、英語でコミュニケーションをすることができます。
授業だけではなく、放課後もフィリピン人と交流することができるとてもめずらしい語学学校です。
またコンドミニアムプランはフィリピンの高級コンドミニアムで快適に生活することができます。
授業のレベルが合わない、授業の内容についていけない、何を勉強すればよいかわからない、部屋のシャワーが壊れてしまった、遊びに行きたいけどオススメの場所は?などの勉強に関する悩みから生活全般の困りごとまで、何でも相談できます。
First English Global CollegeのTOEFLコース詳細
First English Global CollegeのTOEFLコースは、他の学校のコースと比べて少し特徴的です。
First English Global Collegeでは、TOEFLクラスを含めて、試験対策コースまたはオールマンツーマンコースを選ぶことで、自由に科目を選択することができます。
例えば、TOEFLを1日4時間、TOEICを1日2時間、英会話を1日2時間というふうに組み合わせることも可能です。
TOEFL+英会話など、目標にあわせて科目を選ぶことが特徴です。
もちろん1日8時間オールマンツーマンでTOFLEを勉強することもできます!
(グループレッスンはESL科目となります)
First English Global Collegeの紹介ページはこちら
https://www.firstenglish.jp/school/fea.html
フィリピンでTOEFLを受講する方法
フィリピン留学でTOEFL対策がおすすめの語学学校をご紹介いたしましたが、いかがでしょうか。
今回ご紹介した学校以外にも多くの学校でTOEFL対策コースがあり、各校特徴もございます。
それでは続いては、フィリピンでIELTSの公式試験を受講する方法をご紹介します!
フィリピン留学中にTOEFL試験の申し込みに必要な物
TOEFLのお申込みには下記が必要となります。
お申込み方法は最低2週間前までに、試験会場またはWEBよりお申込みすることが可能です。
留学中に申込みできますので、詳しくは留学先の語学学校スタッフへ訪ねてみましょう!
また、フィリピンは渋滞が凄いので、タクシーで向かっているけど試験に間に合わない!なんてことも・・・試験当日は余裕をもって出発するようにしましょう。
・パスポート
・受験料
フィリピン留学のTOEFL試験対策コースはこんな人におすすめ
フィリピン留学でのTOEFLコースは将来交換留学を検討している方やすぐにスコアアップが必要な方、日本でTOEFLを勉強しようとしている方、欧米でTOEFLを勉強しようとしている方におすすめします。
フィリピンでTOEFLを学べば、格安でさらに日本で勉強するよりも短期間で結果を出すことが出来ます。
また、環境も一変するので、リフレッシュしながら勉強をすることが出来るでしょう。
もし海外に留学予定がある方は、海外の予行練習と考えるのも良いかもしれません。
ペーパーテストは得意だけど、日常の会話に自信がない・・・!という方が多くいらっしゃいますが、フィリピンへ留学すれば、周りは英語なので、自然と英語の環境に慣れて、しゃべることができるようになります。
フィリピン留学でTOEFLがおすすめの語学学校まとめ
今回は、フィリピン留学でIELTSの勉強ができる学校についてまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか?
フィリピン留学では、TOFLEの公式試験場になっている学校やスパルタ式でTOEFLが勉強できる学校がございます。
また、フィリピン留学はマンツーマンレッスンがたくさん受講できますので、授業中も英語を使いたい放題!
日本と海外では異なることがたくさんあるので、まずはフィリピンのセブで英語生活を送ってから、本番の留学に備えるというのも良い考えかもしれません。
ぜひ、フィリピン留学でTOEFLの勉強をご検討ください。