皆さんは「2カ国留学」という言葉を聞いたことはありますか?
これまでは、留学といえば行先を1つの国に絞るのがでしたが、近年は留学した後に、さらに別の国でも留学する「2カ国留学」の人気が高まっています!
具体的には、フィリピンに留学した後にイギリスなど英語圏の大学に留学したり、オーストリア等にワーキングホリデーに行くいうものです。
とくに、英語初心者の場合は、いきなり英語圏に行ってしまうと、英語力が伸びず思うような成果が得られないという失敗に繋がりがちです。
そこで今回の記事では、「2か国留学」の魅力をご紹介いたします!
Contents
英語初心者は絶対にNG!いきなり欧米圏に留学へ行くことをおすすめしない理由
それでは早速2か国留学について、チェックしていきましょう。
今まではいきなり欧米圏に留学される留学生がとても多く、留学といえば欧米というイメージがございました。
しかし近年、欧米圏への留学の前に、まずはフィリピン留学をしてから欧米に留学する留学生がとても増えています。
その理由として、いきなり欧米圏に留学しても留学の成果が得られないことがとても多いからです。
なぜ欧米圏にいきなり留学すると失敗する可能性が高いのか詳しくご説明いたします。
欧米留学はグループ授業!英語初心者は挫折しやすい
「英語を学ぶなら、アメリカやイギリスに留学するのが一番!」
「英語圏で生活すれば、自然に英語がペラペラになれるのでは?」 と考える方も多いかもしれませんね。
…でも、ちょっと待って下さい!
現実は、そうでない場合も少なくないのです。
欧米圏に留学すると、ほとんどの学校では授業はすべてグループ授業です。
20人程度の生徒に先生が1人と日本の英語授業のようですよね。
当然、一人ひとりに合わせて授業の進み具合やレッスン内容を調整することはできませんし、マンツーマンと比べると先生に質問するのも勇気が要ります。
留学前にある程度勉強して、英語の基礎や会話がある程度できればそれでも大丈夫です。
しかし、日本人留学生の多くは英語初心者~初級者レベルで、英会話がほとんどできない方が多いのが現状です。
中学レベルの文法をすっかり忘れていたり、ほとんど英語を話せない状態で欧米圏に語学留学した結果、グループ授業についていけなくなって挫折してしまい、そのうち学校にも行かなくなってしまう…というケースも聞かれます。
英語を話せるようになるには会話量もとても重要ですので、あまり会話の機会がないグループレッスンでは喋れるようになる前に帰国・・・なんてこともよくある話です。
授業数が少ない&日本人向けのアレンジがない
英語に限らず、語学の習得には勉強の「量」も大切です。
フィリピン留学の英語学校ではレッスンの時間は多めで、1日に50分授業が8コマ程度あるのがスタンダードです。
対して英語圏の語学学校では授業数が少なく、午前or午後の授業は1~3時間程度で終わる場合が多いようです。
日本人の留学期間は他国の生徒さんにくらべて短い傾向があるため、これでは学習量が不足してしまいます。
また、先ほども触れましたように、欧米圏の英語学校はグループ授業のみのことが多いです。
グループ授業の場合、1時間レッスンを受けても、生徒様ひとりあたりのアウトプットの時間はかなり少なくなってしまいますし、シャイな日本人には、マンツーマン授業でアウトプットの練習をしっかりしてからグループ授業に臨んだほうが効率がいいのです。
授業後のプライベートで英語を覚えれるのでは?と思われるかもしれませんが、ほとんど英語での会話が出来ない留学生ではそれも難しいです。
英語の話せる友達を作るにも英語が話せる、ということが大前提になってしまう場合がほとんどです。
そのため、ある程度会話ができるようになってから欧米留学をする方が増えている理由となっています。
欧米留学の初心者クラスは日本人だらけ?
英語圏に留学するメリットとして、「多様な国籍の留学生がいること」を期待する方も多いと思います。
しかし、語学学校のレベル分けで初心者レベルに振り分けられると、初心者向けのクラスは日本人がとても多い傾向があります。
クラスメートが日本人ばかりで、せっかくネイティブ圏に留学したのに日本人とばかり一緒にいた、という日本人留学生が多いのが現状です。
また、英語がほとんど話せない状態だと休み時間や放課後に外国人生徒に積極的に話しかける勇気がなく、結局日本人の留学生とばかり過ごしたり、部屋に引きこもりがちになったりで、英語圏にいるメリットを活かしきれない状態になります。
せっかく欧米圏に留学するのであれば、色々な国の方がいるクラスに入りたいですよね。
そのためにも、まずはある程度の英語力を身につけてから欧米圏がおすすめです。
英語の基礎の訓練をするには学費が高い
欧米は東南アジア諸国と比較して物価が高く、さらに物理的距離も離れています。
そのため、例えばアメリカに3ヶ月留学するためには、授業料や生活費、航空券代などを含めると、トータルで100万~150万円程かかる可能性があります。
アメリカ留学の際、現地に行った時に英語がほとんど話せない状態であれば、文法や単語など英語の基礎学習から始める可能性があります。
その、英語の基礎学習に対して150万円ものお金を掛けてしまうのは、これだけ留学の形態が多様化した時代において、コストパフォーマンスが非常に悪いと感じてしまいます。
英語初心者におすすめ!まずはフィリピン留学をすべき理由
これまでの項目では、いきなりネイティブ圏に留学することは、全体的にハードルが高いということをお伝えしてきました。
それでは、英語圏に行く前にフィリピン留学に行くとどうして効果的なのか?
欧米留学とフィリピン留学の違い、フィリピン留学を最初に行くメリットについて、詳しくご紹介します!
フィリピン留学は英語初心者大歓迎!英語が話せなくても挫折感を感じにくい
フィリピンでは英語が公用語になっていますが、フィリピン人にとっての母国語はタガログ語などのフィリピン独自の言語です。
ほとんどのフィリピン人は英語のネイティブスピーカーではなく、幼少の頃はフィリピンの言葉で育てられます。そして小学校から始まる「2言語教育」などによって英語を勉強して、後天的に身につけた人達なのです。
そのため、英語を話せて当たり前の英語圏と比較して、フィリピンの社会では英語が話せないことに寛容です。
ですから、英語がほとんど話せない状態で現地に行ったとしても、劣等感に苛まれたり、英語恐怖症になったりすることがあまりありません。
フィリピン人講師達は、ネイティブスピーカーではないからこそ、私たち英語学習者の気持ちや英語を習得するうえでの苦労も分かってくれますし、初心者でも分かりやすい授業をしてくれます。
また、欧米圏は「個人主義」の文化であるのに対し、フィリピン人は明るくてフレンドリーな国民性です。
授業で生徒さんがなかなか発言できずにいても、笑顔で明るく励まして優しく発言を促してくれます。このようなフィリピン人の明るさは、英語学習者にとっても大きな励ましになります!
周りの生徒もアジア圏の留学生が多く、英語が話せない学生も多く留学しています。そのため、初心者の教育に力をいれているのもフィリピン留学の魅力です。
またフィリピン留学ではスパルタ校と呼ばれる自習を管理してくれる学校もございます。英語初心者はとくに自習が大事ですので、授業後に遊んでします・・・という心配も防ぐことができますよ。
フィリピン留学だけ!日本人が学びやすい語学学校が多い
日本人は、中学から高校まで少なくとも6年間は英語を勉強しているにも関わらず、英語で自信をもって話せる人がこれほど少ないのは、なぜでしょうか?
それは、日常的に英語を話す機会がないことが大きな理由の一つですが、それに加えて、私たちが母語とする日本語と英語の文法的違いや発音の違い、日本の英語教育では「読み書き」が中心で、スピーキング練習量が圧倒的に不足していることなどが挙げられます。
日本人の英語学習者が苦手な分野や、伸び悩むポイントはおおよそ決まっています。
例えば、「L」「R」の発音や、正しい構文を使用して英語を話すという点です。
日本人にとって学びやすい英語学習の方法を確立するには、ある程度日本人が留学に来るまでに受けてきた英語教育の前提を知った上で、日本人学習者が足りない部分に熟知している必要があります。
また、フィリピン留学は欧米留学と比べて、授業時間が非常に多いのが特徴です。
フィリピンの多くの語学学校では、1日に7~10時間の授業を受けることができます。1週間あたり平均40コマの授業を受講できるため、短期間で英語力を伸ばすことができます。
単に授業数が多いだけではなく、フィリピン留学ならマンツーマン授業も豊富で、個人個人に合わせたレベルでレッスンを受講することができるため、クラスメイトの前で英語を使うことにまだ抵抗がある初心者の方でも、英語を話しやすい環境が整っています。
フィリピンの語学学校では、1日最大10時間もマンツーマンで英語を学べる語学学校がございます。
低コストでとにかく英語の勉強ができる!というのがフィリピン留学最大の魅力です。
日本人スタッフのサポート
フィリピン留学では日本人の生徒が多いため、その分日本人向けのサポート体制が整っています。
フィリピン留学の語学学校のほとんどは、「韓国人経営」か「日本人経営」ですが、韓国人経営の学校でもほとんどの学校に日本人スタッフか、日本語の流暢な韓国人・台湾人スタッフがいます。
そのため、授業や生活面で困ったことがあれば日本語で相談することができるのです。
特に英語初心者の場合は、授業に対する不安やどうやって英語を勉強すればよいのか分からない…といった悩みが多いもの。
そんなとき、日本語で相談できる相手がいるのは心強いですよね!
さらに、日本人経営の語学学校ですと、日本人スタッフの人数も多いため、複数いるスタッフの中から自分と相性の良い、相談しやすいスタッフと出会いやすくなります。
また、他の項目でも述べましたように、一部の英語学校では、放課後に日本語で英文法の基礎を教えてくれる無料の特別クラスを開講しています。
もちろん、自分は日本語に頼らず生活したいという方は、日本人スタッフに英語で話しかけてもOKですよ!
フィリピン留学を最初にするメリット!
フィリピン留学について、いかがでしょうか。
欧米留学の前にフィリピン留学をするメリットはたくさんございます。
フィリピン留学をするメリットをまとめてみましたので、チェックしましょう。
・マンツーマンレッスンでしっかり学べる!
・留学費用が欧米の1/3
・日本人経営校で日本人にあった留学生活&万全のサポート体制!
・英語初心者向けの授業・クラスが豊富!
・スパルタ校で自習も管理!
以上がフィリピン留学のメリットとなります。
英語力に不安な方は特に最初の留学先として、フィリピン留学がおすすめですよ。
フィリピン留学で自信をつけたら、欧米留学へ!
これまでご紹介しましたように、英語が苦手な日本人が欧米圏を目指す場合は、費用が安く学びやすい環境が揃ったフィリピンに先に留学することで、自信を持って英語圏に行くことができます。
ある程度英語力があれば、クラスメートが日本人ばかり、というのも避けられますし、プライベートでも英語が話せればお友達を作ることや仕事の幅も広がります。
そして、2カ国目では英語を使って「英語以外の何か」をすることが大切です。
それでは代表的なものをご紹介します!
英語を使って専門知識を学ぶ!
ある程度基礎的な英語ができた状態であれば、自分の興味のあることを英語で学んでみましょう。
例えば、アフリカの貧困問題等の社会的課題や、会計やプログラミングなどの実践的な知識を学んでいれば、日本に帰国してからも仕事などで役立ちますし、将来的には海外で仕事ができる可能性があります。
また、留学中に同じテーマを学んだり、議論したりした世界中の仲間は一生の財産になります。世界中どこに行っても、訪ねる友人がいる状態になると素敵ですね。
ワーキングホリデーに挑戦する
フィリピン留学の語学学校では、ワーキングホリデーの対策コースがある学校も多いため、フィリピン留学の後はオーストリアやカナダでのワーキングホリデーに挑戦するのもおすすめです!
ワーキングホリデーでも、英語が話せずに行ってしまうと、日本人向けの飲食店や単純作業等の仕事しか採用されなかったりと、失敗になってしまう場合もございます。
ワーキングホリデー前にフィリピン留学で英語力を磨けば、英語を使った接客業にも挑戦できますし、英語圏でも自分から積極的に現地の人たちとコミュニケーションをとれるでしょう。
英語圏で生活しながら働くことで、英語力も経験値も豊かになります。
もちろん、仕事のない休日には働いたお金を使って観光や旅行を楽しめます!
英語圏に移住する
英語圏に移住するための前段階として、フィリピンに留学する方もいらっしゃいます。
例えば、オーストラリアやニュージーランドに移住するためにはIELTS(アイエルツ)という英語試験で一定のスコアをとる必要がありますが、フィリピン留学の語学学校には、このIELTS試験の専門コースで実績のある学校が沢山あります。
フィリピン留学で目標のスコアを獲得できたら、英語圏への移住にグンと近づけます。
憧れの海外暮らしを、現実のものにしてみませんか?
2カ国留学についてまとめ
最近人気が高まってきている「2カ国留学」についてご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
欧米圏を目指す方にとっても、フィリピン留学はとても有効です。
英語圏に飛び出す前の最初のステップとして、フィリピン留学を、ぜひ選択肢に入れてみてください。
もっと詳しくフィリピン留学について、知りたい方はぜひファーストイングリッシュのフィリピン留学専門説明会にご参加くださいませ!