今、社会人のビジネススキルとして英語が必要だと言われています。一方で、業務で使用しないので必要がないと思っている社会人の方も多いでしょう。
フィリピンでも多くの会社員や社会人が英語留学をしています。会社から派遣されて留学されている方もいれば、一度会社を辞めて留学する方など、様々です。
そこで今回は、社会人が英語を学ぶ必要性について紹介します。
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社会人に英語が必要な理由
社会人に英語が必要な理由は、英語ができることでビジネスマンとしての価値が上がるからです。
英語ができる人とできない人では、企業が求める人材は英語ができる人でしょう。ビジネスの能力が高く、さらに英語ができると個人の評価が上がります。
英語によってキャリアアップができるため、よい待遇で働くチャンスもあります。社会人として、英語習得は武器の一つになります。
英語力がビジネスで必須になっている
今や日本であっても英語を使う機会は増えています。最新の情報を得なければならない仕事の場合、英語の書類を読む必要があります。
国内でも英語を読む力や聞く力が求められています。
英語が必要な仕事が増えている
グローバル化が進む今、英語は以前にも増してその必要性が高くなっています。
今の日本でのビジネスのパイは次第に少なくなってきています。製造業は自動車メーカーや電機メーカーなど工場を中心として、多くの拠点を海外においています。流通業もサービス業も今後は真剣に海外展開を考えています。具体的には大手コンビニチェーンやスーパーなどはアジア諸国に現在も多く拠点を持っており、今後さらに増えていくのは確実です。
今後、ビジネスで生き残るには英語力が必要です。
その必要性は増しても決して減りません。
仕事での英語の必要性
仕事上では英語で書かれた文書でのやりとりをしたり、英文でのメール交換の機会がある人もいます。英語が浸透している仕事もあります。
海外と取引する仕事では、英語でのビジネス交渉などはハイレベルな英語力が必要です。
分析レポートを作成するために英語でリサーチをしたり、英文契約書を作成する仕事もあります。
グローバルな仕事では、メールや電話は全て海外の取引先ということもあります。
打ち合わせでも、全て英語を使って交渉します。
国内企業でも英語が重要
昨今、国内の企業でも事業の国際化に伴い、社員の英語力を重視しています。
2010年には楽天とユニクロが英語を公用語にしています。企業への就職する人はもとより、社内での昇進制度や海外赴任でも一定の英語力をアピールすることが必要です。
TOEIC運営会社の調査では、上場企業の約3000社の約3割の企業がTOEICスコアを入社試験の参考としています。約4割の企業がTOEICの点数を参考材料にしています。
就職活動の場合も、企業が求めるTOEICの点数に届かない場合は、2次面接に進めません。
英語力で会社内の評価が上がる
日本の大手企業でも部長や管理職など責任のある役職に昇進する際、日立製作所や楽天、住友商事などTOEICに一定の基準を設けている企業もあります。
このように今後企業内で昇進するのも英語力が必要な時代になっています。
海外転勤にも英語は必要
大手企業だけでなく、中小企業でも海外に拠点を持つ会社が増えています。
そうした状況でいきなり海外転勤を会社から命じられる場合も出てくるでしょう。
その時に備えて英語を習得しておく必要も出てきます。
英語習得で転職にも有利
英語ができればその英語力を生かして転職することもできます。
今の職場よりも給料のよい会社に転職することも可能になってきます。
英語習得で転職分野が増える
英語を習得すると職業選択の幅が広がります。外資系や商社といった企業にも、入りやすくなります。
キャリア構築の道として英語での仕事を選択する人も増えています。このように英語出の仕事は可能性が大きいのです。
将来の転職のためにも、英語を学ぶのもいいでしょう。
海外就職も視野に入る
製造業などでは多くの企業の拠点が海外にあり、
英語を学ぶことで海外での就職も可能性が出てきます。
グローバルに活躍できる
グローバル化は一般の生活よりもビジネスに影響が出ています。
日本企業は海外企業にシェアを奪われていますが、これはうまくグローバル化の波に乗れなかったからなのではないでしょうか。
グローバル化の波に乗るのに必要なのはなんといっても語学力です。世界で使われている言語は非常に多くありますが、国際語として使われているのは英語です。
これからのビジネスパースンにとって英語力は必須です。
完璧な英語は必要ない?ビジネスで求められる英語力
日本人の多くが「アメリカ式」の英語を学校で勉強してきたせいか、ネイティヴのような英語を話すことが、半ば強迫観念のようになっている方がいます。英会話学校のCMには欧米系のネイティヴ講師が使用されていたり、アメリカやヨーロッパでビジネスをすることが「海外ビジネス」の象徴になっていたりするため、「ネイティヴに認められるようにきちんとした英語を話さなきゃ!」と感じている方が多くいるかと思います。
しかし、実際ビジネスの現場で求められている英語力は、ネイティヴイングリッシュのような、完璧なビジネス英語ではありません。むしろ多少拙い「ブロークンイングリッシュ」であったとしても、仕事でちゃんと結果を出している方もいます。
そもそも、ビジネス英語を話す目的は何でしょうか?まず、どんなビジネスにおいても、「目的」があり、それを達成するための「手段」があります。そして、その目的を達成した状態が「結果を出している状態」だと言えます。このように、ビジネスにおいて特定の「目的」を「ビジネス英語」という手段を使用して達成していくことが、ビジネス英語を使用する目的ではないでしょうか?
このような視点に立てば、ビジネス英語において必要なことは、「ネイティヴのようにペラペラと話せるようになるための勉強ではなく、ケースバイケースで達成しなければならない目的に対して、英語を使って応えられる能力と言えます。
ビジネス英語が使えることのメリット
せっかく英語を覚えるのであれば、ビジネスで使えるようにビジネス英語の習得も必要ですよね。日本にいるとあまり使う機会が無いビジネス英語ですが、スキルとして身につけることで具体的にどのようなメリットがあるのでしょうか?
何となく英語を話せた方が良いことは分かっていつつも、意外と「ビジネス英語」を学ぶ目的をはっきりと言語化できる方は少ないのではないのではないかと思います。
そこで、ビジネス英語が使えることで、具体的に仕事においてどのようなメリットがあるのかをご紹介したいと思います。
英語で情報収集ができる
日本国内において、英語で電話の対応を行ったり、MTGを行ったりする機会はあまり多くはないのが現実です。そのため、多くの方にとって英会話は現状、さほど重要ではないのではないでしょうか。
しかし、英語を使って情報収集をするために、英語を読み書きできる能力は非常に大切です。一説によると、インターネット上の情報の70%が英語で記載されているのに対して、日本語の情報はたった0.6%しかありません。
そして、英語で情報収集を行う習慣のない多くの日本人は、全世界における70%の情報に対して全くアクセスができないことになります。例えば、海外の競合の経営戦略や新しい製品の情報、最先端のテクノロジーなど、業界の最新情報はまず英語にされることが多いです。しかし、それらにアクセスできないことで、機会損失を生んでいることに気づいていない人は多いのではないでしょうか?
逆に、日常的に英語を使用して海外の新聞やウェブサイトをチェックするようになれば、どうなるでしょうか。世界中の最新情報にアクセスできることで、日本語の情報のみを収集していた状態からは考えも及ばない程、新しいアイデアを考えつくことができる可能性があります。
海外のカンファレンスでコネクションを作れる
世界中では日々様々なビジネスカンファレンスが行われています。各業界の最先端の商品を展示する「見本市」や、今流行のビジネストレンド、スタートアップ企業のプレゼンテーションなど、海外のビジネスカンファレンスに参加することで、様々なトレンドや新しい知識を身につけることができます。
特に海外のビジネスカンファレンスの醍醐味と言えば、ネットワークの構築ではないでしょうか。世界中から参加している海外のビジネスマンとのネットワークが、今後の顧客やビジネスパートナーになり得る可能性があります。場合によってはヘッドハンティングのオファーが来る可能性もあります。
逆に、ビジネスを前進させる可能性に満ちている海外のビジネスカンファレンスで、英語を話せないとどうなるでしょうか?せっかく参加したとしても、誰とも交流せずに終わってしまったり、日本人同士で固まってしまったりと、せっかくのチャンスを生かすことができません。
グローバル化やテクノロジーの発展により、マーケットの変化がより激しくなる中で、ビジネス英語を使用して、海外のビジネスカンファレンスで可能性を広げることは、もはや必須の能力となっています。
海外就職ができる
ビジネス英語が使用できると、海外で働くこともできる可能性があります。海外で働くとなると、多くの方がアメリカやヨーロッパをイメージするかと思いますが、それらの国々ではネイティヴと対等に英語で仕事をしなければならならず、さらに労働ビザを入手するための英語力もかなりのものを問われます。
しかし近年は海外就職や海外インターンシップをサポートする企業が増加傾向にあり、アメリカや欧米企業のみでなく、東南アジアやインド、さらにはアフリカといった地域で働ける企業を見つけることができます。
そのため、決してネイティブレベルでなくとも、最低限のビジネス英語で仕事をすることが可能です。できれば、公用語が英語である外資系企業に就職して、異なる文化の中で仕事を行う経験を積むことで、世界中で自分の可能性を開花させましょう。
まとめ
社会人にとって英語を学ぶ理由を述べてきました。
ビジネスのグローバル化に伴って、英語の重要性が今後ともさらに大きくなっていきます。ビジネスのキャリアアップだけでなく、海外赴任や転職、海外での就職などあらゆる点で英語を身につけることはメリットがあります。
あなたもぜひ、フィリピン留学で英語を習得してビジネスでステップアップしていきましょう。